ジェットボートのこのボルトは要注意!
2020年6月7日
[点検・メンテナンス]
ジェットボート「SCARAB」の点検です。
ポンプケースを外して状態の確認をします。
SCARABポンプケースはSAEDOOのジェットボートと作りが同じなんです。
SEADOOのジェットボートは2012年に販売が終わってるのが残念です。
まずはポンプケースを外してみるとこんな感じ
外したパーツはこんな感じ
まだ新しいボートなので問題はありませんでした。
リバースゲートとノズルがこんな感じ
このパーツを取り付ける時に使用するボルトがこちら
このボルトが要注意!
取り外すときに塩の影響で外せなくなってしまいます。
海で使用するとボルトとその周りの隙間に海水が入り込み、乾いた塩が固まってしまいます。そうすると、ボルトが外せられなくなってしまうのです。
とくにこのボルトはそのリスクが非常に高いのです。10センチ近くの筒状の中にボルトが入るんです。
画像に黄色のラインの箇所に塩が固まってしまいます。
SEADOOとSCARABともに同じつくりなのでジェットボートオーナーさんは要注意です。
このボルトはたまに外してあげてくださいね。
サービス担当 こんどう