ヤマハ艇 FXC-SVHO チェックエンジン点灯!
ヤマハ艇 FXC-SVHO 2016年
症状
-
・保管明け一発目のエンジン始動時にチェックエンジンが付いた。
-
・警告が出たときは、RIDE機能のシフト操作が効かなかった。
-
・エンジンを始動し直すと、症状が出ないときもある。
検証:コード番号157・163 SCU発生
PCの故障履歴では、SCUのコードが2種類発生していました。
SCUとは・・?過去のブログをクリック↓↓
SCUはRIDE機能に関係する電装箇所ですが、PC画面のコード番号157・163と、SCUにも
いくつかコード番号が分かれており、それにより症状も変わってきます。
今回のコード157・163は、エンジン回転数・RIDE機能も制御されてしまう状態です。
このコードに対する不具合箇所の点検で言えば、マニュアルでも何通りか点検する項目はありますが、その中でもバッテリー電圧・比重の確認をして症状が改善されるか確かめました。
電圧は約11.7V 正常では12.5Vほどだとすると、電圧は低めです。
実はバッテリー電圧の低下からSCUのコードが発生する事例はあるそうです。
結果:バッテリー充電
※PC設定にて発生した故障コードをリセットする必要があります。
<メーターで自己診断してみよう>
今回はYDISでのPCから故障コードを確認しましたが、メーターでも簡単に故障コード番号のみを把握する事ができます。
※FX系のメーターでの説明になります。
1 始動中、またはメーターに電源が来ている時、画像のボタン2つを8秒長押し
2 画面に故障コード番号が表示されます。
ちなみに01というコードは「ノーマル」なので、正常なジェットは01が表示されるはずです。
難点なのが複数のコードがある場合、どれか一つしか表示されません。
もし、走行時などでチェックエンジンが点灯した時、
このコード番号だけでも控えておくようにしましょう。
サービススタッフとの電話でのやり取りも、状況がスムーズに伝わるようになりますよ。