カワサキ艇 ULTRA310X 吹け上がりが悪い!!
カワサキ艇 ULTRA310x 2015年モデル
症状
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・走行中、突然吹け上がらなくなった。
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・アクセルを戻した後、エンストしそうになった。
『風が吹いている』を検証
いきものがかりの歌でそんなのありましたね。
さておき、
実は陸上での点検時、吹かしてみると矢印付近から風が吹いていたのを発見しました。
この場所というのがインテークマニホールドとスロットルボディとの接続部分からでした。
エンジンに入る前の吸気系部品からエアがリークしていたようです。
画像☟よく見ると隙間が空いています。
隙間が空いていたのは、スロットルボディを固定している
スロットルダンパという部品の不具合だったようです。
画像☟のようにゴムの接着面が剥がれてしまっています。
結果:スロットルダンパ交換
92161. ダンパ 1342円(税込)
11061. ガスケット、スロットル 2299円(税込)
※税込/2020年現在
【新品との比較画像】
エア漏れの影響はプラグを見てみると・・
エア漏れの影響はあるのか?
スパークプラグを脱着点検してみました☟
電極部分が少しガソリンで湿っており、いわゆる「プラグがカブッた」状態となっています。
燃焼室に送られる混合気(ガソリン+空気)このバランスが極端に崩れてしまうと、
プラグにも目に見える形で影響が現れるようですね。
ちなみに今回交換したダンパはULTRA310シリーズから取り付けられている部品のようです。
すぐに不具合が出る部品ではないとは思いますが、310シリーズに乗られている方でプラグがすぐにカブる!という事であればダンパ、要チェックです。