ヤマハ艇 GP1800 エンジン不動!異音「カチカチカチッ」
ヤマハ艇 GP1800 2018年モデル
症状
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久しぶりにエンジンを掛けようとしたら、掛からなかった。
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電装ボックス付近から「カチカチカチッ」と音が鳴っていた。
検証:保管時期は特に多い症状??
バッテリー上がりが起きると・・
電装ボックスからの音の正体は「スターターリレー」から
発していたものでした☟
このカチカチ鳴る現象は最後に説明しますので、一旦置いておいて・・
このような症状が出た場合、一番効率かつ可能性の高い箇所でバッテリー見ていただきたいです。
特に数か月経って久しぶりにエンジンを掛ける時、バッテリーのターミナルが繋げッぱなしだったりすると、まず間違いです☟
簡単に電圧を測ってみると・・8.93v(ちょい意味深な数値ですが)
このバッテリーの正常な数値、比重は1.265(20℃)。
電圧はハッキリとした明記は無かったですが、少なくとも12.3Vくらいは欲しいところです(目安ですが)
そう考えても、大分電圧が落ちてしまっていますね。
いわゆる「バッテリー上がり」が起きたようです。
バッテリーの寿命について、ネットでも色々言われていますが、
集約すると2~5年ほどでしょうか(幅広ッ)
これだけ寿命に開きがあるのは環境や使い方だったり、特に今回のようなバッテリー上がりも大きく関係していると思われます。気を付けましょう。
結果:バッテリー充電
今回は、バッテリー充電で使用できる範囲まで
復活する事が出来ました。
【この先、見たかったら見てね】
スターターリレー、カチカチカチの原因
今回のようにバッテリー電圧が低下している状態で、スタートボタンを押すと
スターターリレーから「カチカチカチ」と鳴る症状が出ました。
これはリレーの中で、何が起きているか・・
おしんの不細工なイラストでご紹介します☟
実際にバラシて見ると、固定・移動接点の位置や構造など、
イラスト通りではない箇所もありますが、仕組み的にはこんな感じです。
あと、バッテリーやセルモーターへの銅線を、
気持ち太めに書いたのを分かっていただけたでしょうか。それだけエンジン掛け初めには大電流が要求されている事を伝えたかったです。
当たり前ですがバッテリー電圧が正常で、初めてエンジン掛かります。
特に保管前と保管明けには、バッテリーの状態をしっかり確認しておくようにしましょう。
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