燃料レベルセンサーの点検
2015年12月9日
[点検・メンテナンス]
2009年KAWASAKI、STX-15Fです。
このジェットは燃料タンクに燃料が半分以上はあるのに、メーターにはLOW FUELの警告が鳴るという症状が出ていました。
怪しいと思われる個所で燃料レベルセンサーを外して点検してみました。
燃料レベルセンサーは燃料ポンプについているものもありますが、このジェットは燃料ポンプの隣に付いています。
燃料レベルセンサーの、この黒いのと白い箇所がコロコロ動くようになっています。 燃料が満タンなら上に浮かんで、燃料が少なくなると下に落ちていく原理です。この動きをセンサーが読み取ってメーターに反映されています。
ここで燃料レベルセンサーの電気抵抗値(Ω)を計ってみました。 マニュアルによると、センサーが直立時には約8kΩ来るはずですが、点検したところ7.92kΩ!オッケーですね
次に、これもマニュアルによるとセンサーが倒立時には0Ωになるはずですが、点検したところ5.52kΩ!3回繰り返しても同じ結果でした。
やはりセンサーの調子が悪いという事ですね!(センサー交換後、調子良くなりました)
こういった不具合を、シーズンまで持っていきたくないですよね!
ジェットの不具合は、冬季メンテナンスで早期発見・交換しましょう!
鈴木