小さなトラブルが大惨事に!燃料キャップ!
「冬を制すものは夏を制す!」とジェットメンテナンスの世界では良く言われます。
シーズンオフの冬にしっかりとメンテナンスしておけば、シーズン中の夏にトラブルを防ぐことが出来る。
そんな昔から伝わる大事な言葉です。
冬季メンテナンスで不具合を発見です。
それは燃料キャップ
の裏にあるパッキンです。
ゴムのパッキンがちぎれています。
ゴムのパッキンは燃料タンクへ水などの浸入を防ぐ役目があります。
小さい部品でも大事なパーツなのですよ。
もし、このまま使用していたら、、、
パターン1 燃料タンクに海水が入る → 燃料ポンプが壊れる → 部品代が高い! → お金が無くなる
パターン2 燃料タンクに海水が入る → インジェクター(燃料系統のパーツ)に不具合が起こる → エンジン不調 → お金が無くなる
パターン3 燃料タンクに海水が入る → 燃焼室にガソリンと水が入る → 異常な高温になりピストンが溶ける → 高額修理 → お金が無くなる
それ以外にもトラブルの原因となりえます。
そして、最後には修理が必要になり、お金が無くなるという結果になるでしょう。
新しいパッキンを燃料キャップに、、、
こうやって、、、
スポッと、、、
はめ、、、
、、、、、、
はまらない、、、
きつくてパッキンが入りません。
どうしましょう?
そんな時は、潤滑材!
油を吹きかけて滑りを良くしたら、すんなりと入ってくれました。
潤滑材はゴムを傷めることもあります。
しっかりと拭き取っておきましょう。
最後に燃料キャップを船体に戻しますが、ここで注意!
燃料キャップを外すとその先は燃料タンクです。
万が一、ゴミなどが入ってしまうと取れないし、トラブルの原因になりえます。
ゴミなどが入らないように仮のフタをしておきましょう。
これで完成!
小さな破損が大きなトラブルにつながる事はよくあります。
トラブルの原因は早期発見と早期対策がたいせつですね。
人の体もお仕事もそしてジェットもトラブルは未然に防ぎたいですね。
ジェットのメンテナンスに不安な方はネオスポーツへご相談ください。
サービス担当 こんどう