エンジンマウントからの負の連鎖
2016年9月7日
[点検・メンテナンス]
エンジンを支えている部品でエンジンマウントというのがあります
(モデルはsea-doo艇2006年モデルです)
使用状況やエンジン不具合状況(振動だったり)などあると思いますが、だいたい10年近いジェットやエンジンルームの水洗いが出来ていないジェットは、このマウントがズルッと脱落してしまいます。
傾いたエンジンがドライブシャフトを無理に回らせると、シャフト付近の部品のダメージが出てきます。
特にカーボンリングは右側のように傾いた分、中央の円形が削られるような状態に、、
エンジンルーム内水漏れの原因に
ドライブシャフトの先端に付くのはインペラです。
両者が噛み合うギザギザの箇所がスプライン、このスプラインもシャフトが斜めにずれる影響で
なめ易い・摩耗しやすくなります。
これはドライブシャフト側にも言える事なので、合わせて部品代のみで10万近い金額
比較的多いのはこういった修理です。
しかしなかにはこれだけではないと思いますよ?
一番の対処法はエンジンルームをキレイに保つことですよ!
sea-dooエンジンマウントの点検目安は50時間毎または半年です 定期点検お待ちしております
ネオスポーツ鈴木