JCI検査員はライジャケのここを見る!
「ライフジャケット」、「ライフベスト」、「救命胴衣」などいろんな呼び方がありますが、
略して言う場合はだいたい「ライジャケ」でしょうか?
ジェットに乗る時に必ず必要なライジャケですが、船舶検査の時にも必要です。
このジェットに乗る時はこのライジャケを着ますよ!って確認してもらいます。
船舶検査をおこなうのがJCI(日本小型船舶検査機構)の検査員です。
そのJCI検査員はライジャケのどこを見ているのでしょうか?
まずは、国内生産のこのタイプは
この表示をみます。
JCI認定品かどうか?
型式は何か?
そして、笛がついているか?
ジェットに乗る時には笛を用意しなければいけません。
笛がついていないタイプのライジャケを着用する場合は、笛を一つ用意しなければいけないんです。
では、輸入品のライジャケは
この表示をみます。
何やら英語がびっしりです。
よく見てみると「U.SCOAST GUAD APPROVAL NUMBER 160.064/4436/0」と表示があります。
USコーストガードの承認番号が書かれてあります。
このタイプのライジャケがJCIの認定品かどうかをこの番号で判断します。
無事に認定品だと確認できると「JCI」と認定印を押してもらえます。
ではこのライジャケは
表示を探してみましょう
こちらも何やら英語がびっしりです。
調べてみたら「USコーストガードで承認されていません」と書いてあります。
このタイプのライジャケはJCIの認定もされていません。
このライジャケでは船舶検査は合格しませんでした。
ライジャケを購入する時はJCI認定品かどうかが大きなポイントになります。
国内生産品はJCI認定マークがあるかどうか?
輸入品はまず、USコーストガード認定番号があるかどうか?
認定番号がある場合はお店の人にJCI認定品か確認後、購入しましょう。
それと、笛の備えがあるかもポイントです。
笛が無い場合は別に購入しておきましょう。
もちろん、JCI検査員はライジャケの損傷なども見ていますよ。
ライジャケの機能が損なわれているようでは船舶検査は不合格になります。
ジェットに乗る前にライジャケも点検しましょうね。
サービス担当 こんどう