水没率100%!?あるミスから起きる恐怖を体感
「水没率100%」
勝手に言ってるだけのなんの確証もない数値ですが、、あながち間違いでもないかもしれません。
ヤマハ艇に乗られている方は、
フラッシング時に使用する水洗アダプターを取り付けたまま、ジェットを走らせてはいけない!という事を
納艇時などでも口を酸っぱくして言われた事でしょう。
その理由は、水上ではスコープゲート(吸水口)から吸い込んだ冷却水が、水洗アダプターから流れ出てしまうからなんですね。
水洗アダプターをコネクターに指し込むと、コネクター側のバルブ(弁)が開く構造になっているので、コネクターがエンジンルーム内に付いているモデルでは、ホンッット!!に危険です
「では具体的にどういう風に水が流れ出て危険なのか?」
今回はこれを私が「水洗アダプターを付けたまま、ジェットを走らせてしまった!」という程で
実際に体感してみようと思います
それでは、社用艇をお借りして
梅雨入り間近の海に出て実験してみます
では、水洗コネクターを取り付けてエンジン始動
まずアイドリングの状態です。
勢いこそないですが、確かに水は流れ出てます。
これなら、もしかしたらヤマハ艇の電動ビルジポンプが助けてくれるかなーとか思いつつ・・・
次は、2000~3000回転くらいアクセル握ります
やはりアクセルを開ける分、冷却水の回りも活発になりますね
ただ、スピードで言えば30キロ出てないくらいです。
普通に走らせれば、こんなもんじゃないですよね
次は、5000~6000回転くらいアクセル握ってみます
天井に当たらなければ、1メートルは上がる勢いです。
予想では、この回転数で3~4分走らせたらもうヤバいんじゃないかなと・・
あまり無茶は出来ないのでここまでにしますが、
恐ろしいのはシートを付けてたらおそらく気が付かないだろうなという所ですね
こういったちょっとしたミスでの水没は非常に悔やまれます
ヤマハ艇のオーナーの方は
水洗アダプターの外し忘れを防止する為にも、