SEA-DOO(シードゥー) フラッシングのやり方
フラッシングはウォーターボックス(マフラー)内を洗浄する事です。
SC(スーパーチャージャー)搭載モデルは、更にインタークーラー内も洗浄することとなります。
海水走行後には塩害対策として、淡水走行後にはゴミ等の除去のためにも
必ずジェットで遊んだ後はその都度フラッシングをするようにしましょう。
※SEA-DOO艇はNA(自然吸気)モデルもSC(スーパーチャージャー)モデルもフラッシング方法は変わりませんが
300シリーズはフラッシング口が2カ所ありますので、注意してください。
■SEA-DOO フラッシングの手順(300シリーズ以外)■
➡船体が傾いていると、冷却系統に水が回らず、フラッシングが不十分になることがあります。
➡回転数は5,000前後を目安にしてください。
以上が、フラッシングの手順になります。
特に初めての方が戸惑いやすい2番~6番(★が付いている箇所)を
より詳しく解説していきます!
☆★☆要注意ポイント★☆★
本体側の接続口が共回りしてしまうので注意が必要です。
実際に共回りして、外れてしまう事例が多々起きています。
水道ホースが緩い場合は、ホースバンド等でしっかり固定をして、フラッシング中に外れてしまわないようにしましょう。
ホースが抜けたままエンジンが回っていると、オーバーヒートの原因となります。
エンジンの始動を確認したら、直ぐに蛇口を最大まで開けて、本体に水を供給しましょう
水量が足りないと、オーバーヒートの原因となります。
☆★☆要注意ポイント★☆★
水が冷却系統からエンジン内部に入ってしまい、エンジンに大ダメージを与えてしまいます!!
エンジン➡水➡水➡エンジン
この順番だけは確実に忘れないようにしておきましょう!!
この時に、ジェットポンプから水が確実に排水されていることを確認してください。
万が一水が出ていない場合は、SEA-DOO認定ディーラーにて整備・点検を依頼して下さい。
☆★☆要注意ポイント★☆★
一時的に水圧が落ちてしまうことがあります。
供給される水量が減ることで、水が十分に行き渡らず
オーバーヒートの原因になることがあります。
水を止める前に、エンジンを停止しないように注意!!
エンジン➡水➡水➡エンジン
の順番を絶対忘れないようにしましょう。
また、万が一フラッシング中にエンジンが止まってしまったりホースが外れてしまった時に備え
フラッシング中はその場から離れないようにしましょう
300シリーズは、写真のように船体後方両側(赤丸で囲った部分)に1カ所ずつ、計2カ所の接続口があります。
若干手順も違うので、しっかり覚えておきましょう!
■SEA-DOO フラッシングの手順(300シリーズ)■
➡船体が傾いていると、冷却系統に水が回らず、フラッシングが不十分になることがあります。
➡この時の水圧は、右舷側の接続口から水が出てくる程度でOKです。
➡この時の水圧は、接続口すぐ上にあるオーバーフロー穴から水が出る程度でOKです。
ソルトアウェイエンジンフラッシングパッケージ SEA-DOO
ソルトアウェイの成分は”SURFACE-ACTIVE AGENT” |