達人の極意!?純正デカールの貼り方
以前「デカール貼りの達人」の方からデカール貼りの極意をご指導頂いた事があります。
今まで培ってきた技術を惜しむことなく、提供して下さった懐の深い、通称「デカール師匠Tさん」です。
ただ面によっては相当な技術を要するみたいで、口頭で説明を受けても中々うまくいかない。
要は経験不足
Tさん「経験から知識を得て技術を身につけて行くのが理想」って響きましたよこれは
今回はそんなTさんからも教わった、簡単な純正デカール貼りのやり方をお教えします。
※数ある方法の一例です、ご参考程度にご覧ください
下のSEA-DOO艇純正デカールを交換していきます。
①元の純正デカールを剥がします。
→今回は気温が高かったため、糊が残らずキレイに剥がせましたが、船体に残った糊は
シリコンオフかホワイトガソリンを使用するとキレイに取れます。
➁表面をしっかり脱脂した後、裏紙は剥がさず良い位置で仮止めします。
→脱脂剤は、シリコンオフかホワイトガソリン、他にもアルコールの除菌ペーパーやパーツクリーナーでも代用可です。
③どちらか先端からデカールを剥がしていき、良い位置で裏紙をハサミで切り取ります。
→今回のようなフラットな面では、利き腕側から剥がしていった方が後々空気出しが行いやすいです。
④中性洗剤入りの水をデカール、船体側に吹きかけ、スキージーで水抜きします。
→水250mlに対して中性洗剤数滴で十分です。デカール表面側も水を吹きかけスキージーでの摩擦キズを無くします。
⑤船体側にたっぷり中性洗剤水を吹きかけ、残った裏紙をスライドさせながら水抜きします。
→裏側を少しロールさせてスライドさせると、位置を調整しながら水抜きが行いやすいです。
これで全体的にしっかりとスキージーで水抜きを済ませたら完成です。
大きいデカールでしたが、面がフラットなので難易度は初級編です
特に難しいのは、バイクのピーナッツタンクのようなアールが急な箇所だとか
とりあえず1000本ノックならぬ1000枚デカール?経験積んでいきたいですね