SEA-DOO艇 WAKE155 シーリングカップ交換
SEA-DOO艇 WAKE155 2014年モデル
症状
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・シーリングカップが膨らんできた。
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・エンジンルーム水洗い時に、プラグホールに水が混入しないか心配。
検証:やっぱ混入していました
イグニッションコイルを外したプラグホール内には、やはり水の混入がありました。
幸いにもプラグの錆・固着までにはなっていませんでしたが、これがシーズンオフの保管前に気づかないと、だいぶ厄介なことになっていた可能性有りますね☟
<新品装着>
新品だと何が違うかというと、
まず密閉性はだいぶ良くなっていると思います。
交換前と比べてイグニッションコイルを差し込んだ時に、膨張したシーリングカップが引っ掛からないため、しっかりとカリに引っ掛かっているように感じますね。
たまーにあるイグニッションコイルが浮いてきちゃうという事例。
まずは、このシーリングカップを変えてみてもいいかも
<新品との比較・原因は?>
比べても大分膨張していたことがわかりました。
原因は調べると、まずエンジンの熱による膨張というのもあるそうです。
エンジンのヘッドカバーに付いている箇所なので、影響は大きそうですね。
もう一つは、防錆剤などによるゴムの劣化反応(ケミカルアタック)。
これは、化学物質がゴムの内部まで浸透し強度を著しく低下させる働きです
感覚的には、素材が溶解されるようなフニャフニャな状態になる可能性があるようですね
結果:シーリングカップ×3交換
39.シーリングカップ×3個 ¥9,405 1個 ¥3,135 (税込/2019年現在)
交換時期などは、シーリングカップが膨張してきた段階です。
エンジンルームの水洗い時などに、シーリングカップの状態など気に掛けてあげてくださいね