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社外品のポンプケースってどうだろう?

SEADOOの点検中、ポンプケースからのゴーゴーと大きな音が聞こえてきます

気になるので分解してみましょう

 

リバースゲート、ステアリングノズルなど順番に外します

 

ポンプケースを取り出してインペラカバーという部品を外します

中に入っているグリスが変色していました

水が混入してグリスと混ざってしまったようです

 

このポンプケースに少し違和感をおぼえたが分解をすすめます

ベアリングやシール、インペラシャフトを見てみると違和感が確信に変わりました

普段みている純正品とは違い社外品のポンプケースのようです

 

ベアリングやインペラシャフトに錆びやへたりはなさそうなので純正品のシールに交換をしました

そこで気になったのことが2点あります

 

まずはシールを組付けるときいつもより軽く入っていきました

シールは水の混入を防ぐ役割があるためその効果が少し心配です

 

もう一つはベアリングです

錆やへたりはなさそうですが微妙なガタつきがあります

組付けてからエンジンを始動させると作業前より異音は小さくなりましたが他の艇と比べると大きな音がします

ベアリングのガタつきが原因とおもわれます

オーナ様にも聞きましたが新品の社外ポンプケースを付けたときから音は大きかったようです

 

 

社外品を否定するわけではありませんが、社外ポンプケースは精度が多少低いのかもしれません

でも、価格は安いはずです

価格が安い分、シールやベアリングを交換する頻度を上げた方がよいかもしれませんね

 

純正品の方が安心感はありました

そうは言っても純正品でも数年使用するとポンプケースの内部に水は混入してきます

定期的にシール交換、ベアリングの点検は必要です

交換する頻度、価格を比べて社外部品か純正部品を選ぶとよいとおもいます