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プラスネジとマイナスネジの違いについて

2018年8月2日 []

ネジはプラス派?マイナス派?
こんな話題、合コンで取り上げたら地獄ですよね

さておき、ネジのプラスとマイナスについて気になったので調べてみました。
まずネジの起源をみると、
一般的な締結用ネジが生まれたのは15世紀ルネッサンス期まで遡ります。

 

諸説有ですが、あのレオナルド・ダ・ヴィンチの設計した機械要素に締結用ネジが使われたとされており、この時のネジは・・マイナスネジだったみたいです

どうやらプラスネジが無いのは、当時の加工技術では作れなかったようですね

 

そして時は過ぎ、1935年米フィリップス社がプラスネジを開発し特許を取得しました

これがどうやら爆発的大ヒットとなったようです

 

確かにサービスの仕事をしている私も、プラスネジの方が使いやすいと感じるので自然な流れでしょうか

 

まず、ドライバーを真っ直ぐに当てなくても力が込められる点。

そしてドライバーが溝から滑らず、しっかり締め付けれる点

 

これらは、今までのネジの概念を覆すほどの衝撃だったようで、瞬く間に世界にプラスネジが広まりました

そして現在ではなんと世に出回っているネジの9割近くはプラスネジが占めているとされています。

 

しかしプラスネジ利点ばかりでもなかったようです。。。

 

溝に汚れが詰まりやすかったり、サビなどの原因でドライバーが入らない・・

そしてネジの溝が潰れる「ナメた」状態も引き起りやすい

こういった弱点もまたプラスネジにはあったんですね。

 

ここで再び見直されて来たのがそうマイナスネジなんです

 

・ネジ山の溝に水が溜まりにくい為、サビにくい!

・溝にゴミが入っても掃除しやすいので、汚れる環境ではマイナスネジが最適!

 

未だにマイナスネジが活躍しているのもプラスネジとマイナスネジ、お互いの弱点を補い共存する事が出来ているのでしょうね

すごく良い話になってきました

ちなみにジェットのバッテリー端子のネジで見ても、未だにマイナスネジが存在しているものもありますよね。

 

皆さんはどちらのネジはお好みですか??

私は・・・全部プラスに統一してくれないかなぁ笑