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ヤマハ艇 VXR ポンプにビニール吸い込み


ヤマハ艇 VXR 2012年モデル

症状・状態


‣乗り終わり、ポンプシャフトを覗いたらビニールの吸い込みがあった。

 

 


巻き付いたビニールの除去作業


ビニールのように柔らかい異物なら、周辺部品を外さずホームセンターなどで
売っているピックアップツールで、除去できる可能性もあります☟

 

しかし今回は、思いのほかシャフトへの巻き付きが強かったので、

スコープゲートを脱着して作業を行いました☟

※ポンプ周りのネジは固着している可能性があるので要注意!

 

 

手でアクセスできるようになるので、ビニールなどは簡単に除去可能になりました。
ロープなど硬い場合、カッターなどで切り離して除去する事もあります
(シャフトを傷つけないよう注意!)

もしこういった作業をしている時は、必ずエンジンを

始動しないようご注意ください。

 

ビニールの除去が終わりました☟

あとはスコープゲートを元に戻して作業完了です。

 

また今回は、部品の交換などはありませんでしたが、吸い込む異物によっては、
インペラやポンプ部品の交換が必要になり、高い出費となってしまいます。

 

走行に違和感を感じたら、まずは船底を覗いてみると何か分かるかもしれないですね。

 


されどビニール⁉ 

もしこうなってたらヤバかったかも・・


ビニールやロープなどを巻き込んだり、引っ掛けた場合、加速や走りに
違和感を感じる事が出てくるかと思います。

 

しかし、ビニールなどの巻き込みで、特に注意しなければならないのが、
冷却水の取入口が異物によって塞がれることです☟

☝の取入口から入ってきた水は、排気エンジン冷却通路に進んでいきます。

 

ビニールや海藻などの引っ掛り具合によっては、この取入口が塞がれてしまう可能性もあります。

これの恐ろしい所は、ビニールなどの柔らかい異物は巻き込んでも、
そのままエンジンが掛かり続けていることです。

 

つまり、たったゴミ袋1枚で、エンジンのオーバーヒートを引き起こしてしまう可能性もあります。

たかがビニール されどビニール!の気持ちで

乗り終わった後は、一度

船底やポンプ周りを覗いてみるようにしましょう。

 

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