充電系のトラブル
2014年9月25日
[点検・メンテナンス]
カワサキ 900STX 2004年モデルのお客さま。
10年前のジェットですがバッテリーがすぐに上がってしまうようです。
長い間、大事に乗っているジェットなので修理をしましょう。
ジェットはエンジンの内部で発電しています。
ステーターコイルってパーツです。
点検してみたらここは異常なし!
次はレギュレータ・レクチファイヤの点検です。
なんだかカタカナでわかりにくいですね。
レギュレータとレクチファイヤはそれぞれ役割が違うんです。
でも、1つのパーツなんです。
レクチファイヤはステーターコイルで発電された交流電圧を直流電圧に変換します。
交流のままでは使用できないんですね。
レギュレータはバッテリー充電に適した電圧に安定させます。
高すぎても低すぎてもダメなんですね。
今回はこのレギュレータを点検したら異常を発見しました。交換が必要ですよ。
電装ボックスの中の部品を交換します。
交換後、エンジンを始動して充電電圧を計るとばっちり充電されていますね。
これでまだまだこのジェットにも乗られます。
ちなみに、こちらはSEA DOOのレギュレータです。
こちらのレギュレータは充電電圧が高い不具合を起こしてしまいました。
充電系のトラブルはこのパーツが要チェックですね。
ジェットの修理はネオスポーツ
サービス担当 こんどう