驚愕!高額なスパークプラグ交換代金にガクガク!!
スパークプラグが折れてしまった!
シーズンに入ると毎年ある修理事例です。
スパークプラグ交換しようとしたら外れない、強引に外すと折れてしまう。
以前にあった事例をご紹介します。
問題のスパークプラグ
まずは普通に外れたスパークプラグです。
あまりきれいではありませんが、スムーズに外せられました。
次に、折れてしまったスパークプラグです。
ネジを回して外すのですが、重たくて回りません。
力をいれて回すとこのようにネジ部分が折れてしまいます。
このようになってしまってはどうしようもありません。
なぜ?
スパークプラグの先端が錆びてしまっているのが原因のようです。
スパークプラグの先端は燃焼室に少しだけでています。
この写真をご覧ください。
右がスパークプラグが折れた燃焼室。
左が外せられた燃焼室。
明らかに右の燃焼室は塩の汚れがあります。
このように塩がつくようではスパークプラグの先端も錆びるわけです。
錆びてしまい、ネジが重く回せられないのです。
予防法は?
燃焼室に塩気があるのはなぜでしょうか?
おそらく、排気の通路にあるウォーターボックスに溜まっている水が原因だと思われます。
そこの塩気が回り込んで燃焼室に入ってしまったのでは?
それを防ぐのには、
1)フラッシングをしっかりとおこなう。ウォーターボックスに溜まった海水をしっかりと洗い流しましょう。
2)空ぶかしをおこなう。ウォーターボックスに溜まった水を排気の圧力で吹き飛ばしましょう。ただし。オーバーヒートには注意が必要です。空ぶかしは数回程度に抑えましょう。
3)長期保管するときには燃焼室やプラグに防錆剤を吹きかける。
このような対策が有効でしょう。
一番悪いのは、夏に使用した後に何のケアもしないで長期間しまうことです。
シーズンインに泣くことになりますよ。
いくらでなおる?
普通のスパークプラグ交換ならけっして高くはありません。
しかし、スパークプラグが外れなかったり折れてしまうと大掛かりな作業が必要になります。
通常のスパークプラグ交換なら、部品と工賃で数千円です。
折れてしまったスパークプラグ交換は数万円?いやいや、もう一ケタ高くなってしまいます。
おそらく、どこのジェット屋さんも高額な修理代金をユーザーさんへ伝えにくいものなんです。
そんな気まずい思いをさせないためにも大事にあつかってくださいね。
楽しく遊んで、大事にメンテナンスしましょう。
メンテナンスのご相談はネオスポーツまで!
サービス担当 こんどう