排気漏れで見えた塩害の恐怖
2015年9月9日
[点検・メンテナンス]
2005年モデルSTX-12Fのある修理事例です。
走行中、エンジンの吹け上がりが悪い、変なニオイもする。
気になって排気の通路を調べていると、エキゾーストパイプとウォーターボックスの間に付くホースに大きな穴が出来ていました。
(写真は部品取り外し後)
エキゾーストの厚いホースに穴が開くのは、それなりの原因があるはず!
ホースを外してすぐに気づきました・・
エキゾーストパイプがもの凄い事になっていました!
新品との比較です。
白い箇所はカチカチに固まった塩でした。
塩害でここまで朽ちているのは初めてです・・
それと、新品のエキゾーストパイプには
ウォーターボックスとの接続部に2つの溝が付いているのが見えると思います。
ここには、リング型のガスケットが収まるようになっていますが、排気漏れの方は溝も途中で消えてますね。
塩害は恐ろしいというのがよく分かります
まず、遊んだあとのエンジンルームはキレイに洗い流すことと
定期点検はマメに出す!
不具合部品は早期発見・交換をして安全にジェットをお楽しみください。
鈴木