欠けたガイドベーン 原因は?
2016年4月27日
[点検・メンテナンス]
SEA-DOOの異物を挟んで傷がついてしまったウェアリングです。
ウェアリング周りの白い箇所は全部削れたキズです。
推進力にも影響あると思うので交換した方が良いですね。
ですが実は気になったのはこれです。
このポンプハウジング自体に取り付いているインペラのような羽のガイドベーンです。
ガイドベーンはインペラの回転で渦巻き状になった水流を整え外に放出しており、ジェットの推進力を高める役割を果たしていますが、、欠けちゃっています
これがあまりにひどいとポンプハウジングごとの交換になってしまいます。
ガイドベーンの先端が欠けているという事は何か固い物(石?)をポンプが吸いこんで、ガイドベーンと接触してしまった?
しかし、画像はないですがインペラに固い物を挟んだような傷跡はありませんでした。
ポンプハウジングをじっくり見てみると、何か違和感が、、
SEA-dooのポンプには電蝕アノードが付いてるはずなのに付いていない!
ボロボロになり過ぎて取れた!?
電蝕アノードがついていないと金属部分が腐食すると聞きますが、それが原因?
しかし、石を挟んでインペラのみすでに交換してた場合もありますね。。
曖昧な終わり方ですが、アノードが付いてなかったという事はポンプの金属部品に負担がかかっていたことに間違いなさそうです。
こんな発見があるとはポンプの点検は大事ですね
ネオスポーツ鈴木