気になるゴムホースの劣化原因
2016年5月4日
[点検・メンテナンス]
ジェットに限らず長く使用していれば部品の劣化は付き物ですよね
今回も始業点検で発見したゴムホースの劣化箇所を交換することになりました。
SEA-DOO艇の過給機モデルSC(スーパーチャージャー)~IC(インタークーラー)間のゴムホース、、新品と並べてみました。
古いほうはネチャネチャになっていますね。
実は今まで点検してみてもSC~ICのゴムホースは比較的、他の箇所のホースより劣化が早い気がするんですよね。
これはSCで圧縮されて温度が上昇した空気が流れるので熱?が関係しているのかなと感じますが、
もう一つの劣化の原因は潤滑スプレーがゴム部品に付着・浸透し
ゴムが侵されてしまうパターンがありますね。
特に皆さんがメンテでよく使用されているであろうラスぺネ!
先日ワコーズの方にちょろっと聞きましたが、成分が油性の溶剤が含まれる潤滑剤(ラスぺネ等)はゴムやプラスチックと相性は良くないみたいですね。
なんでも高い浸透力が良くないとか、、
ゴム・プラスチックに使用するのであればシリコンスプレーが良いとの事です、、
なるほど!
ただちょうど廃棄されるゴミ山からいらないホースを見つけたので
ラスぺネでこんな実験をしてみました。
どの段階で変化が出るのか結果を楽しみに待つとします!
鈴木