自分のため、人のために行うこと
ジェットに乗る前に発航前点検を行ってますか?
エンジンのかかり確かめているだけしかやってないですか?
国土交通省は、船舶事故隻数の約7割が小型船舶であり、そのうち小型船舶操縦者の 遵守事項である「発航前の検査」及び「見張りの実施」で防げる事故が約3分の1を占めると いう事情に鑑み、遵守事項に対する意識の高揚を図るため、船舶職員及び小型船舶操縦者法施 行規則の一部改正を行いました。(施行日は、平成28年7月1日。)
行政処分の対象になるからではなく、自分のため、人のために必ず行っていただきたいです。
次のような点検は必ず行っていただきたいですね。
① 船体に亀裂があれば沈没の可能性があります。
② エンジンルームのビルジが普段より多い理由は水侵入、冷却水の漏れがあるかもしれません。エンジンオーバーヒート、沈没の可能性があります。
③ ガス欠になれば漂流します。
④ 燃料が噴射されなくなるのでエンジンが止まります。
⑤ オイルが足りなければエンジンが壊れる可能性があります。
⑥ 冷却しなければエンジンオーバーヒートして止まります。漂流です。
⑦ バッテリーのネジが緩んでいたらボルトが落下します。エンジンルームのどこかに隠れてしまいますので探せません。漂流です。
⑧ 溺れます。
⑨ 携帯電話の充電不足は助けを呼べません。
⑩ 荒天が予想されているのに航行したら命に影響します。
⑪ 作動してなければ航行はやめましょう。
⑫ 駄目なら航行はやめましょう。
⑬ おかしければ航行をやめて点検してもらいましょう。
自動車はエンジン故障したら道路に止まります。命は助かります。
船舶はエンジン故障したら漂流します。沈みます。溺れます。命が危険です。
いよいよ本格的な夏がやってきます。安全運航のために発航前点検を必ず行ってくださいね。また厳守事項は必ず行って事故やトラブルのない楽しいマリンライフを楽しんでくださいね
ネオスポーツ
TEL:0564-56-0022
林戸