ジェットスキー販売 中古、買取、査定のネオスポーツ

ネオスポーツオフィシャルブログ

HOME > ネオスポブログ > ULTRA310LXの修理事例~急に切れる?あの部品~

ULTRA310LXの修理事例~急に切れる?あの部品~

前回のブログでご紹介したULTRA310LXの修理事例の続きです。

今回は、オーナーからの希望もあったスーパーチャージャーのベルトの交換をご紹介します。

ちなみに130Hほど乗られているジェットで、オーナーは使用中にベルトが急に切れてしまうのを心配して交換する事を決めました

 

それでは早速ベルト脱着してますが、

画像はエンジンを少し吊り上げて前にずらしています。ベルトの交換はここまでする必要があります。

ss

 

その際、IC(インタークーラー)  EXマニホールド、パイプ インテークマニホールド WB(ウォーターボックス) SC(スーパーチャージャ-)プーリー、ベルトテンショナー等、、これらを取り外します。なのでベルトの交換のような大掛りな作業は、ついでに脱着した部品の点検もおすすめしていますよ。

 

ここまで外すと、エンジン下の普段見れない汚れなどが見えてきますが、この画像を見てください。

ベルトのカスが飛び散っていたようです。オーナーが心配されていた「急にブチッ」の前兆が始まっていたようです。これはファインプレーじゃないでしょうか!

s

 

ちなみに外したベルトですが、新品との比較してみました。

プーリーと噛み合う箇所がちぎれていますね。

sss

 

プーリーは錆びてくることがあるので、ベルトとセットで交換すると良いですよ

錆びさせない為にもエンジンルームの水洗いはやはり大事です!

sssss

 

ただSCのベルトは切れてしまってから、交換される場合が多い気がします。

動かないから曳航してエンジンに水が入り、切れたベルトが他の配線を傷つけるような2次災害が出る可能性があります。ベルトの点検時期は25時間毎です。今回のようにもうそろそろかなーといったタイミングで前兆を見つける事が出来るかもしれませんよ!

img_8203

 

 

ネオスポーツ鈴木