警告!!保管時のサビ・塩害がすぐそこに...
2017年11月2日
[点検・メンテナンス]
あ、こんなに溜まってたんだ...
こちらで処分を依頼された、修理後の部品たちです。
電気系の不具合もありますが、多いのはサビや塩害のダメージを受けた部品です
そしてこれからの、ジェットの保管期間中に多いトラブルもサビや塩害です
ってことは、このゴミ・・もとい宝の山にある部品を振り返れば、
保管期間中に気を付けるべき部品も分かりそうですね!
まず1つ目、探し出したのがこれ
燃料ポンプです。
思い出しました、水の混入してある古いガソリンを長期間そのままにしていたら
燃料ポンプがサビで動かなくなってしまったやつですね。
保管する事で考えると、水や古いガソリンは御法度ですが、ガソリンを満タンにした方が空気に触れないという意味ではサビにくいみたいですね。
次に見つけたのはこれです。
スロットルボディです。
これもアクセル握って調子悪かったら、実はスロットルボディが固着していた!なんて事例だったと思います。
インタークーラーの凝縮水だったり、そもそもインタークーラーに
穴が開いてくる水が原因の場合が多いです
この部品も、保管時には潤滑剤などで防錆対策してあげる事が重要になります。
そして最後にこれ!
スーパーチャージャー(カワサキ)
ベルトを回すプーリーがサビてしまい、確か、ベルトも切れてしまっていましたね。。
他にあるのが、中のローターが完全に固着して動かないパターンです
この部品もスロットルボディ同様、保管時にはしっかりと
潤滑剤などで防錆対策をする事が重要です!
まだまだ事例はありますが、こんな所ですかね、、
しかし、これらよりもっと悲惨なのは
エンジン内部のサビ・固着です。修理金額が跳ね上がってしまいます
意外と保管時のメンテナンス大変だな。。
そうだ、冬期メンテナンスを受けよう!
新艇・中古艇もネオスポーツ
鈴木