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男性の20人に1人!?色弱でも免許は取れるのか?

2017年11月19日 []

突然ですが、これ見えますか??

円の中に数字が書いてあるのですが・・・読めますかね??

 

これは石原式色覚異常検査表というもの

国際的に評価が高いものらしく、たいていの色覚検査はこれを使って行われます

もちろん、船舶免許を取得する為に必要な色覚検査でも使われています

 

色覚に特に問題がない人の場合は『74』という数字が見えると思いますが

人によっては74が見えない、もしくは違う数字に見えるということがあるようです

そういった場合、非常に残念ですが色弱という診断が出され身体検査に引っかかってしまいます

 

 

・・・・・・・

 

 

『えっ!?俺見えなかったんだけど免許取れないの!!?』

と思った人、ご安心ください(笑)

 

まずは船舶の操縦に、色覚がなぜ関係してくるのか?というところですが

これは浮標式と呼ばれる、海上版の道路標識になります

この浮標式に赤だの白だの黄色だのと、カラフルに色がつけてあるのですが

色弱の方の場合、この色を識別できないことがあります

 

もちろんつけてある色にも意味があるのですが、浮標式は1つ1つ形も違いますので

多少違う色に見えたところで形を覚えていればOK!なにも問題ありません

 

次にこちら

 

夜間に船を航行させる場合、舷灯という灯火を灯し、船の左右や前後を

相手の船に知らせる必要があります

 

右が緑、左が赤というように色もしっかり決められていますので

もしこの色を識別できない場合は、船の操縦をすることができません

ですが、これは夜間に限った話

 

昼間は船の姿がハッキリ見えるので、色付きのライトで左右を確認する必要はありませんから

色が識別できなくてもOK!何も問題ありません

 

つまり、色弱と診断された方が船舶免許を取得する場合

2級➡夜間航行が制限されるが、昼間の操縦は問題なし

ジェット➡そもそも夜間航行ができないので、何も問題なし

という具合で、普通に免許証がとれちゃいます

 

それに、色弱の人は成人男性の20人に1人くらいはいるそうです。あまり珍しくもないですね

特に私生活に影響のないレベルの方が多く、身体検査を受けて初めて色弱だと知った!

なんて人も結構いますよ(笑)

 

自分が色弱だと知っていて、色覚検査があるから…と船舶免許取得を断念している方、いると思います

でも、問題なく免許が取れてしまう場合が多いですから

そんなことで諦めてしまわないで、ぜひ一度チャレンジしてみてください♪

 

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もし、それでも不安…という方や、色覚は分かったけど、視力や聴力が…なんて方は

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