顕微鏡レベルで視る『ラスペネコーティング』の力
突然ですが、これは何でしょう??(笑)
正解は・・・
釣り針です(笑)
さっきのは、釣り針の先端部分の超ドアップ
自分は釣りが趣味なので、こんなのいっぱいぶら下げて海で釣りをします
海での使用を前提に作られている針ですが、当然使った後何もしなければすぐ錆びます
他の釣具も一緒
数万円するリールも竿も、使った後お手入れをしなければすぐ錆びます
数百万円するジェットもそうですね、錆びちゃいますよね
https://www.neospo.com/blog/repair-maintenance/63548.html
ではどうするか?使用後に道具のメンテナンスをすれば解決しますね!
自分の場合は定期的に【ラスペネ】かけてコーティングをします
でも、このラスペネコーティングをする前とした後で
何がどれくらい変わってどんな恩恵があるのか、実はちゃんと知らずに使ってます(笑)
と、いうことでちょっと実験してみました!!
※すごく詳しい解説とかできません!(笑)
ラスペネがもたらす恩恵の実験結果だけをじっくり見ていってください!
まずは同じ針を2つ用意します。
青色の矢印が向いている針にはラスペネコーティングを施します
赤色の矢印が向いている針には何もしません
その2つを海水とだいたい同じ濃度にした塩水に1晩漬け込みます
と、この時点で変化が!!
何もしていない方には全体的にびっしり気泡がついていますが
ラスペネコーティングありの方にはあまり気泡がついていません
これは間違いなくラスペネが何らかの仕事をしているに違いありませんね・・・!
もう少し見ていきましょう
1晩塩水に漬け込んだ針を取り出して、顕微鏡レンズを使って撮ってみました
右の方は針の周りにうすーくだけ水の膜が張られていますが
左の方は水の付着量が多く、膜の中に気泡がたくさん入っていますね…
錆びる(酸化する)原因になるものは水と酸素!
錆の発生を防ぐためには、水と酸素をいかに排除するかがキーポイントになります
ラスペネコーティングをしてある方は、して無い方に比べると、かなり空気を遮断できています
また、さすがに写真には映りませんでしたがラスペネをかけることで
水を弾くようになり、この水の膜も直接針には触れていないはず!
つまりラスペネは、錆の発生源(水と空気)を見事に排除してくれているようです!
しかし、もっとも厄介な敵はまだ存在しますよね?
先程、塩水から取り出したコーティング無しの針を、そのまま放置して乾かしてみると
針の表面には塩の結晶がびっしり…
錆の促進やネジ等の固着、繊細なパーツであれば塩ガミして上手く機能しなくなるでしょう
釣りで使うリールも、長く使うと回転部分が塩ガミしてしまいちゃんと回らなくなるのですが
これだけたくさんの塩が簡単に付着してしまうのであれば、なるほど納得です
これが防げないようなら、ざばざば海水がかかる環境ではラスペネは役立たず!!
・・・とまでは言いませんけど、別になくてもいいんじゃね?と思ってしまいますよね
さてさて果たして、コーティングありの結果は・・・?
この通り!まっったく塩の付着がありませんでした!!
一体なぜ??詳しいことはわかりません!(笑)
気になる方はお店で、百戦錬磨のネオスポーツサービススタッフに聞いてみてください
やったことは水につける前に、2秒くらいラスペネをかけただけ
たったそれだけで錆と塩害、どちらもかなり高レベルで防ぐことができるみたいですよ!
自分も、今回の実験をしたおかげで
今まで以上に安心と信頼感を持って、ラスペネを使っていけそうです♪
防錆剤なんていらないでしょ~、水で充分!!
なんて思っている方は、一度考えを改めた方がいいかもしれませんよ・・・?笑
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小峯